月の受容力を高めて人生の基盤を強くする方法

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月は宇宙の鏡

月は本当に不思議な天体です。

古代から、私たちは月の満ち欠けやその輝きに感情を投影し、特別な意味を見出してきました。
けれども、月を完全に理解することはおそらくできないでしょう。
でも月を象徴とする「自分の感情」を理解することならできるはずです。

そしてその感情を理解できたらそしてその鍵は、あなた自身の「心」と向き合うことにあります。月は宇宙の鏡であり、あなたの魂の記憶を時々刺激する天体でもあります。あなたが今世課題にもってきた宿命や運命も受け入れることができるようになります。

インナーチャイルドと月

「インナーチャイルド」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

これは、私たちの幼少期に形成された感情が、今のあなたの心や反応に深く影響しているという概念です。

たとえば、幼い頃に泣くことを否定された経験があると、悲しい時に「泣いてはいけない」と感じるかもしれません。傷ついた時、本当はつらいのに「平気なフリ」をする癖がついてしまうことも。

それはまるで、感情を見て見ぬふりして「大丈夫」と自分を言い聞かせる強気な自分を作り出しているようなものです。

感情に寄り添う。認めるだけでいい。

ヒーリングを学びたい方の特徴は「何かショックな出来事があり感情が揺さぶられている」方が多いです。
感情が揺さぶられた時「きっとこれには何か意味がある」と考える方に即座に癒せることへの恩恵は計り知れません。感情が暴走すると大切な人との関係性も壊しかねないですし。

一方で、感情を抑圧しすぎると、本来の自分からどんどん遠ざかってしまうことも。その場合だんだん、生気を失っていく傾向にあります。そのバランスをとるために大切なのは自分の気持ちに蓋をせずにそこにある感情を認めてあげることです。

たとえば、今の感情と向き合うときには、こう自分に語りかけてみましょう。
「自分は今、こう感じているんだな」

また、過去の感情に目を向けるときはこう言ってあげてください。
「自分はこんなふうに感じていたんだな」
「自分はこんな思いを持っていたんだな」
認めるだけでいいんです。言葉にしたり書いたりすることでそこに在る感情を受け入れる準備が整います。

感情と身体の深い関係

どんなに自分の感情を抑えても消えてなくなるわけではありません。

抑圧された感情は、体の中でくすぶり続け、やがて心の代わりに身体が「NO」を伝え始めます。

それは体調や精神の不調として現れることもあるのです。あなたの感情にはそれだけの力があるのです。だからこそ、自分の感情を味方につけましょう。感情があるから私たちは自分の本当の人生に向かうことができるのです!

どんな感情もあなたに気付きを与えます

感情を理解し受け止めることは、等身大の自分と出会うための大切なプロセスです。それは簡単ではありませんが、心の奥にある感情を深く探ることで、自分の本質に近づくことができます。怒りの奥にある悲しみや、そのさらに背後に隠れた分離した自分を見つけ出し、癒すことができたとき、私たちはより深い自己理解に到達します。

喜びや悲しみ、怒りや不安といった感情は、自分の内面で何が起きているのかを教えてくれるサインです。それに気づくことで、何を大切にしているのか、どんな願いを持っているのかが明らかになります。

一方で、もし感情がなくなってしまったら、心は無感覚となり、見るものすべてが色を失ったかのような感覚になる方もいます。感情があるからこそ、私たちは人とつながり、人生に深みや彩りを見出すことができるのです。

自分の感情を受け止められるようになると、他者の感情にも寄り添えるようになり、癒しを与える存在となります。そして、感情に振り回されるのではなく、そのパワーを活用できるようになると、人生は大きく変わります。感情を味方につけることで、私たちはより自由で創造的な生き方を実現できるのです。

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