海王星順行へ – あなたの超無意識の力をどう扱っていたか、その答えが2026年1月に出ます

あなたの超無意識の力

まるで深海から浮上するように、答えが姿を現す

「なんだか最近、やたらと直感が冴えてる気がする」
「バラバラだったピースが、急にパチンパチンとハマっていく感じがする」
「夢で見たことが、翌日現実になった」
「騙されていたのかもしれない..」

海王星が魚座29度という最後の度数で順行へ。
集合意識とのリンクも強まり、まるで深海から浮上するように
長い間眠っていた答えが次々と浮かび上がってきます。

13〜14年の旅が、ついに終わりを告げる

海王星は2011年から2012年頃に魚座に入り以来ずっとこのサインに滞在してきました。つまり、私たちは13〜14年もの長い時間をかけて「見えない世界」「霊的な次元」「無意識の深層」と向き合い続けてきたのです。いわゆる引き寄せの法則のように、本当に望むものを引き寄せてもいいんだ！という時代でもありましたね。

そして今、その長い旅の最終章に入っています。

海王星は魚座での学びを統合し、次の牡羊座へと2026年1月27日移っていきます。この移行期間に、あなたが積み重ねてきた霊的な答えが、ゆっくりと、しかしはっきりと姿を現しはじめるのです。

しかも——

土星も2023年頃から魚座に滞在しています。土星は「現実化」「形にする」「答えを出す」天体ですから、海王星の霧の中にあったものが、ここ2〜3年で少しずつ輪郭を帯びてきたはずです。そして2026年2月上旬、土星が魚座を離れるタイミングで、この一連の（海王星（霊的）×土星（現実））プロセスがひとつの完成を迎えます。

「あれ？思い違いしてた？」と気づく瞬間

このプロセスの中で、ふとこんな感覚が訪れる人も多いでしょう。

「あれ？もしかして、私ずっと思い違いしてた？」
「大切なところを、完全に見落としていたかもしれない」
「信じていたものが、実は幻だった？」

海王星と土星が共同で進めている【幻想を手放し、真実だけを残すプロセス】なのです。

海王星は「溶かす」「境界をなくす」「夢を見せる」天体です。そのおかげで、私たちは現実の枠を超えた可能性を感じ、希望を抱き、大きなビジョンを描くことができました。でも同時に、見たくないものを「見えなくする」力も持っています。

そこに土星が入ってくると、「本当はどうなの？」という現実のチェックが入ります。霧が少しずつ晴れて、本当の姿が見えてくる。それは時に、「ああ、そうだったのか」という気づきであり、「これは違った」という手放しでもあります。

特に海王星が強めの人は、惑わされていた、騙されていた、何も形に残らなかった、って方も多いかもしれません。

海王星は「超意識」—— 霊的な力の正体

ここで少し、海王星という天体について、深くお話ししましょう。海王星は、霊的な力そのものです。 それは「超意識」と呼ばれる、私たちの通常の意識を超えた領域にアクセスする力。

良い意味での「万能感」とも言えます。

「できる気がする」 「何でも可能な気がする」 「すべてが繋がっている感じがする」
「お金を引き寄せる気がする」

そんな、境界のない、無限の可能性を感じさせてくれるのが、海王星の超意識なのです。

でも

この万能感が「妄想」になるか、それとも「現実」になるか。2025年、2026年を生きる私たちの、分かれ道こそが、魚座土星にかかっているのです。

万能感を現実にするための、たった3つのコツ

海王星の超意識を使うには、実はとてもシンプルなコツがあります。

1. まず現実をまるっと受け止める

夢やビジョンを描く前に、今の現実をしっかりと見る。 良いところも、うまくいっていないところも、全部ひっくるめて「今はこうなんだ」「不安」「焦り」を認める。これがあなたの月と、土星の役割です。海王星だけだと、現実の辛い部分から目をそらして、夢の中に逃げ込んでしまうことがあります。増え上がる借金の中でも「私は大丈夫」って思ってしまう。たしかにそうかもしれないけれど、海王星だけのビジョンは、ちょっと危険。なので、土星は言います。「まず、今ここにあるものを見なさい」と。

2. 言葉と態度を一致させる

「変わりたい」と言いながら、行動は何も変えない。
「願い」はあるのに、そのための行動はしない。

そんな不一致があると、海王星の超意識の霧がどんどん濃くなります。
逆に、言葉、行動、態度が一致していると、あなたの太陽（意志）や水星（コミュニケーション）、火星（行動）が連動して、海王星のエネルギーはまっすぐに流れます。霧が晴れて、道が見えてきます。

3. コツコツ積み重ねる

海王星の万能感は、「一瞬で何でもできる」という幻想を生みがちです。この幻想はギャンブル思考を生み出します。 でも現実は、一歩ずつ進むもの。土星は教えます。「毎日少しずつでいい。コツコツ積み重ねなさい」と。
夢を見ながら、地に足をつけて、一歩ずつ歩く。 それが、この地球ならではの、海王星（ビジョン）と土星（時間）の魔法。そして私たちはそのプロセスを経験しにきています。プロセスの中で、経験から生み出された成長がなければ、現実化はされません。

 一番伝えたいこと 

今、窮地に追いやられている人ほど、ギャンブル思考が高まります。そういった時は、あなたの海王星作用により、夢を見させてくれる詐欺師的な人に出会いやすい。コツコツ積み重ねて成果を実際に出している土星的（現実レベルで誠実な人、関わりが既にあって信頼できる人）に相談しましょう！！

妄想と現実の分かれ道

海王星だけだと、こうなります。

「私、きっと大丈夫！」→（念で引き寄せられるはずなので何もしない）→「あれ？何も変わらない…？」

でも、海王星と土星が手を組むと、こうなります。

「私、きっと大丈夫！」→（現実を見て、言動を一致させて、コツコツやる、相談する）→「本当に変わった…！」「あの時気付けてよかった」

万能感が妄想で終わるか、現実になるか。それは、あなたがこの3つのコツを使うかどうかにかかっているのです。

集合意識の波に飲まれないために

今は、集合意識の恐れや不安にもつながりやすい、とてもデリケートなタイミングです。

SNSを開けば、誰かの不安が目に飛び込んでくる。ニュースを見れば、世界中の混乱が伝わってくる。海王星29度のタイミングでは、そうした「集合的な感情」が、まるで自分自身の感情のように感じられることがあります。それを私は、1度目の海王星29度（2025年3月末）にアトランティスの終焉とたとえていました。

「なんだか急に不安になった」 「理由もなく怖くなった」「先行きが不安でしかたない」
そんな時は、一度立ち止まって、深呼吸し、意識を自分のハートに向けてみてください。

その感情は、本当にあなた自身のものですか？ それとも、集合意識の波を拾っているだけですか？
海王星の最終度数に起こるのは、魂レベルでの傷、トラウマ的な痛みの場合もあるのです。

本物のガイダンスは、いつも静かに語りかけてきます。騒がしい不安の声ではなく、静かで確かな直感の声に耳を傾けてください。

霧の向こう側へ！

13〜14年かけて学んできたこと。 2023年からの2〜3年で向き合ってきたこと。そのすべてが、ここからひとつに統合されていきます。ある意味で、霊的なエネルギーを誤用していた場合は、その精算のようなことも起こる可能性もあります。でもそれは、あなたが2026年2月以降に新しいスタートを切るための、宇宙からの答えでもあるのですよね。

焦らず、でも諦めず。 現実をまるっと受け止めて、 言葉と態度を一致させて、 コツコツと、一歩ずつ進んでいきましょう。あなたの超意識は、ずっとあなたの人生を導いてきました。 その答えが、今、ゆっくりと姿を現しはじめています。その答えこそが、あなたが現実を通して体験したかったことなのですよね。そこには善悪の判断は要らないです。もちろん、改める点は受け入れていきつつ、ああこの答えを学びとして体験したかったんだな、という受け止め方が良いと思います。